立町の子供達は昔(1970頃まで)、帰宅するとすぐ近くにあった映画館「楽天座」近くでいつも遊んでました。
割場橋で缶蹴りをし、隠れ場所が楽天座。映画を見るのではなく忍び込んでいたのです。
たまに成人映画をやってる時には「こら〜!!」と叱られたり。
大映の怪獣映画はもらさず見てました。
特に二階の畳席の妙な傾斜にはスリルを感じたことを覚えています。
もともと楽天座のあった場所は江戸時代は寺があり、明治になってからそこに「東雲座」という芝居小屋ができ、明治41年に焼失。
その後 「楽天座」として大正3年に新築されています。
昭和になってからは改装を重ね映画館として住民の娯楽の場として栄えました。
家庭にテレビが普及し、観客も減り始めた時期に焼失しました。
あの大火は今でもはっきり覚えています。深夜に燃え始め、明け方に全焼。
翌朝 篠山小学校のグランドも燃えかすでいっぱいになっていました。
1970年の寒い夜でした。
残っていればすごい財産だったでしょうね。
モノクロ写真の成人映画予告が気になってしかたなかったなぁ(^o^)
ほんまあの予告の写真には、ドキドキしてました。